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*まずはナイアガラへ    〜2004年5月19日〜

 

今回の旅行はトロントからPEI(プリンスエドワード島)へ戻るためのものなのだが、

ついでに途中の街(ナイアガラ・オタワ・モントリオール・ケベック・ハリファックス)も

観光し、5月31日にPEIに戻ることにした。

結局またもやグレハンの15日間乗り放題パスを使ったのだが、後から調べると

アタシの憧れであるVIA鉄道のパスで行っても値段はそれほど変わらないことが

わかった。

うわ〜ん!もうバスなんて飽きていたのに、大失敗〜!!

と、自己嫌悪に陥りながらの旅となった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


さて、重くて邪魔な荷物を持って汗をかきながら、アタシは地下鉄でダウンタウンの

ダンダス駅へ行った。

今日は素晴らしい快晴で、閉め出されても1日待った甲斐があった。

ダンダス駅から地下通路を通ってバスディーポへ行き、荷物をロッカーに入れて

グレイハウンドバスに乗った。

これからまずナイアガラの滝を見に行くのだが、向こうを夜中に出てトロントへ戻り、

そして明日は朝までこのディーポで待ってからオタワへ向かうつもりだった。

なので荷物はまた明日ここで取ればいい。

この方法はまたお決まりの宿代浮かしの手だったが、このバスディーポには朝5時

頃からバスが到着したりしているから24時間開いているだろう。

ディーポで夜明かしをすればいいや。

 

ほんの2時間半ほどでバスはナイアガラのとても小さいバスディーポに着いた。

そこからシャトルバスが出ているようだったが、せっかく天気がいいしお金もケチり

たかったので、1時間くらい掛けて滝まで歩くことにした。

少し歩くと川に出、川沿いの綺麗な道に沿って滝へと歩いていった。

左手には緑色の川と鬱蒼と茂る木々が見え、右手は高級な雰囲気の住宅街。

緑豊かな住宅街の中で、川に面した大きな家の多くはB&Bだった。

 

※B&B:朝食付きの宿

 

    

緑色の川が流れる          随分とカワイイ家々

 

ステキだな〜と写真を撮りまくりながら歩いていくと、30分ほどで滝が見えてきた。

懐かしいなぁ!!

さらに歩いていくと住宅街が一変してゴチャゴチャとした賑やかな商業街となり、

そしてまずアメリカ滝が現れた。

あぁ、何回見てもいいなぁ・・・と感動しながらのんびり眺めた。

下の方を覗くと、あの水色テルテル集団が「霧の乙女号」に乗り込む様子が見えた。

そうそう、あれに乗ったんだよね〜。

乙女号や滝の裏側へ行くアトラクションは前回やったので、今回はただ滝を眺める

だけにした。

    

思いっきり観光地 手前がアメリカ滝で奥がカナダ滝   いるいる

 

さらに進んでカナダ滝へ向かうと、滝の傍に美しい虹が現れた。

そうそう、これが見たかったんだよね〜!!

とすっかり嬉しくなりアングルを変えようと少しアメリカ滝側へ戻ってみると、虹は

消えてしまった。

なぁんだ・・・とガッカリしてまたカナダ滝へ行くと、ん、虹が見える?

位置によって虹が見えたり見えなかったりするということを初めて知った。

        

そうコレが見たかった        しつこく虹の写真

 

ある程度滝を堪能してから、ゴチャゴチャした商業街を見てみた。

これがまた、なんで滝と一緒にこんなのがあるんだろう??と思ってしまうひどい

店たちで、俗っぽい感じにとても嫌気が差した。

そこでお茶をしようとカフェを探したが全くなく、かなり歩くとようやくホテルの1階に

入っているスターバックスを見つけた。

ところがこれがまたむちゃくちゃ高い店で、ただでさえ高いスタバにさらに輪を掛けて

高い店だったのでやめた。

歩くとデニーズもあったので、結局そこで暗くなるまでコーヒー1杯で居座った。

        

水煙もスゴイ          なんですかここは

 

暗くなったので外へ出てまた滝へ行くと、カラフルなライトで彩られていた。

でも期待していたほどでもなくちょっとガッカリ。

そこらへんをブラブラとし、ヒマだったのでバスディーポまで歩いて帰った。

暗かったので来た時とは違う大き目の道を通ったらてぃむてぃむを見つけたが、

今さら遅かった。

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*トロントのアブナイ夜   〜2004年5月20日〜

 

夜中11時半のバスでトロントへ戻る予定なので、11時過ぎにディーポへ帰ってきた。

するとディーポは閉まっていて暗かった。

喉が渇いていたので自販機を探したがなかなか見つからず、隣のバス修理工場を

覗くと奥に自販機のある小さな事務所が見えた。

そこでたくさんのバスの間を通って奥まで行き、しゃべっていたおじちゃんたちに許可

を得て事務所に入った。

すると自販機の値段は、社員のためなのか1本75¢と普通の値段の半分だった。

嬉しくなって2本も買ってしまった。

 

飲みながら外で待っていると、11時半にグレハンのバスが来た。

乗っているのは他に二人だけで、運チャンは優しいお母さんという雰囲気の女性

だった。

乗ってさっそく熟睡していると、バスは夜中の1時25分頃トロントのディーポに到着

した。

と、と、ところが、ディーポが閉まっているではないかぁ〜〜っっ!!

24時間開いていると信じて疑わなかった単純なアタマのアタシは多大なるショック

を受けた。

どうも夜中の1時から5時まで閉まっているらしい。

やめてよぉぉぉ!!

タクシーたちが待ち構えているのをムシしてとりあえず冷静な表情で歩き出したが、

心の中ではかなり焦っていた。

トロントのダウンタウンなんて、昼間でもヘンな連中が結構居る。

それを真夜中にウロウロなんかしたらマジでヤバイだろう。

どうしようどうしようどうしようと心の中で何度も何度も繰り返しながら歩いたが、暗い

通りにはほとんど人が歩いていなかった。

とにかく朝まで開いている店を探さなければ。

と、必死になってものすごい競歩状態で色々な通りを歩き回ってみたが、閉まって

いたりこれから閉めようとしている店ばかり。

頼みの綱のてぃむてぃむもダメだった。

何人かのおっさんが「カネくれ〜」と手を出してきたりしてビビりながら、アタシは

ひたすら夜のダウンタウンを歩き回った。

 

しかしどうしようもないので「じゃぁ地下鉄が24時間やってんじゃないの?」と藁にも

すがる思いで地下鉄の駅に入ってみた。

日本と違ってトロントではバスや地下鉄が遅くまでやっているからね。

駅にはまだ明かりが点いていたのでベンチに座ってふ〜と思っていると、駅員の

おっちゃんに無情にも「閉めるよ」と声を掛けられてしまった。

ダメらしい。

しょうがないのでトホホな思いで地上に出て、朝まで過ごせそうな場所はないものか

と歩いた。

すると大きな通り沿いに、まだ営業している路上ホットドッグ屋があった。

ホットドッグ屋台はバンクーバーやトロントにたくさんあり、安くて美味しい。

このホットドッグ屋さんの傍に居れば大丈夫だろう。

そう思ったアタシは中国人がやっている屋台の近くの石段に腰を下ろし、疲れた足

を休ませた。

ところが途端におっさんは店を片付け始めるではないか。

ガーン・・・・・と悲壮な思いでそれを見つめていると、酔っ払った若いカナダ人の

にーちゃんたちが近付いてきてちょっとだけ絡まれた。

イロイロ話し掛けられたがよくわからなくてドキドキしていると、彼らは行ってくれた。

でもまだまだ危ない。ホットドッグ屋にも見捨てられ、アタシゃどうしたらいいんだ?

ガックリと肩を落としながら歩き出すと、1軒のてぃむてぃむがあった。

他のてぃむはみんな既に閉まっていたのだが、この店はまだ開いていた。

しかし店員のオバちゃんたちがモップで掃除をしている。

ともかく訊くだけ訊いてみようと思い、ダメ元で閉店時間を訊いてみると・・・・・

「ずっと開いてるよ」

!!

瞬間、太ったオバちゃんがエンジェルとなった。

やった、ついにやった、開いてるてぃむてぃむだぁ〜〜〜!!

 

というワケでやっぱり縁のあるてぃむてぃむに助けられたアタシは、あったかい

コーヒーで朝5時まで過ごした。

1人のおばあちゃんも夜通し居て、まさかボケちゃって家を抜け出たのではないか

とちょっと心配した。

ともかく、あぁやっぱりてぃむてぃむは素晴らしい。

安くて美味しい上に、どこにでもあって長く開いている。

是非日本にも誘致しよう。

キミなしには生きられない

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*カナダの首都オタワへ

 

朝5時過ぎになったのでてぃむてぃむを出て、お礼に買ったドーナッツを片手にバス

ディーポに戻った。

辺りはだいぶ明るくなっていて、人通りや車通りも少しずつ増えてきていた。

ディーポに着くともう開いていたのでイスに座って荷物の安全対策をしてから寝た

が、途中で「カネくれ〜」というオトコに起こされてキレかけた。

寝ている人間までわざわざ起こすなっ!

お陰でその後は寝られなくなってしまい、しょうがないのでロッカーから昨日預けた

荷物を出し、プンプン怒りながらオタワ行きグレハンバスの列に並んだ。

ここに並んでバスを待つ

 

乗る度に毎回混んでいるオタワ行きのバスは、今回もやっぱり混んでいた。

ギュウギュウに乗り込んで、また同じルートを通って、バスはオタワへと向かった。

昨晩徹夜したアタシは、その約5時間を最初から最後まで寝て過ごした。

 

昼の12:30にオタワに到着したので、眠い目を擦りながらバスを降りた。

オタワでは今日を含めて3日間も過ごす予定だった。

なんと言ってもあの有名なチューリップ祭りを見なければならないし、ここはカナダの

首都でもあるのだから、ちょっとゆっくりしようと思う。

カナダの首都はトロントやバンクーバーではなくオタワですよ、皆さん。

また、オタワを出てモントリオールへ行く時はグレハンの乗り放題パスで憧れの

VIA鉄道に乗れるのだった。

これが非常に楽しみで、ほんの短い区間ながらもワクワクしていた。

しかし、ということはこのディーポにはもう帰ってこないということだ。

なので荷物は全てユースに持っていかなければならなかった。

 

オタワでは元監獄だったユースホステルに泊まるつもりだった。

チューリップ祭りで混むかもしれないと思ったので、珍しく事前に予約も入れてある。

このユースはカナダの3大珍ユースの一つで、以前泊まったペンティクトンのユース

元銀行だったユースということでその一つだ。

残りの一つ・カムループスの元裁判所ユースに泊まれなかったのが悔やまれる。

 

なんてことを考えながら、とりあえずユースへと移動することにした。

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