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*1文字違いの宿 〜2004年5月28日〜
こうして18:00頃アタシたちはハリファックスに到着した。 移動で丸1日掛かっちゃったよ、やれやれ。 Kくんとはもう会うことがないと思われたので、元気でね〜という感じで別れた。 一人になって荷物整理をしていると、さっきの赤いキャップの女の子が 「どこの宿へ行くの?」 と声を掛けてきた。 日本人かと思っていたのだが、話してみると台湾人だった。 彼女はユースへ行くと言っていた。アタシがYMCAへ行くと答えると場所を知りたい と言うので「歩き方」の地図で教えてあげた。 ユースとYMCAは隣同士で、バスディーポのすぐ近くだった。 そんじゃあ一緒に行きましょうということで、荷物を持って二人で歩き出した。 彼女はDNといい、死ぬほどでっかいスーツケースを持っていて大変そうだった。
ちょっと歩いてすぐYMCAとユースが隣り合っている所まで来たので「じゃ。」と別れ ようとすると、DNが 「連絡先を聞いておかないと会えないよ」 と言った。 あ、会うのね・・・。 と思いながらアタシのメールアドレスを教えた。 彼女は自分のもアタシに教え、後でメールを送ると言った。きっと携帯電話を持って いるんだろう。 アタシは持ってないしこの街でメールをチェック出来るかわからんけど、ま、いっか。 さて、DNに「ここがユースだよ」と教えたのだが彼女は違うと言った。 よく訊いてみると、彼女が予約したのはもっとずっと先の方にあるバックパッカーズ だった。 遠い上にかなり急な坂もあるのに、死体が3つくらい入りそうなそのスーツケース ではさぞキツかろうと思い「タクシーを使ったら?」と勧めたが、DNは大丈夫だと 言った。 アタシの方はと言うと、「ディーポから近くてこりゃいいね、フフフ♪」と思いながら 看板を見上げると、それは「YMCA」ではなく「YWCA」だった。 なぬっ!? 慌てて「歩き方」を確認すると、アタシはまたもやサザエさんだったらしく、ディーポ に近いYWCAを・・・と思って予約の電話を掛けたつもりなのに、間違えてYMCA の方に掛けていたのだった。うぉ〜〜、紛らわし〜いっ!! ショックで固まっていると、DNに 「間違えたの?」 とあっさり訊かれた。
こうして方向が違うDNと別れたアタシは、荷物をずりずりと引きずりながら急な坂 をテレテレと上り、かなり悲しい思いをしながらだいぶ歩いてYMCAに辿り着いた。 3階の個室に入るともうグッタリとし、色々支度をした後とっとと寝てしまった。 自業自得 ページの先頭へ戻る
*ついにカメラが・・・ 〜2004年5月29日〜
翌日はドヨ〜ンと曇っていてやる気を失くすような1日だった。 朝はゆっくり起き、近くのスプリングガーデンロードという大き目の道へ行ってみると すぐてぃむてぃむを見つけたので遅い朝食を取った。 それからその道をまっすぐ下っていくと図書館があった。 中へ入ると8台のコンピュータがあり、スタッフに尋ねるとそのうちの半分は無料で ネットが出来ると教えてくれた。 驚いたことに、時間は無制限だった。 イスが無いので立ってやらなければならないが、それでもたっぷりとメールチェックを やらせてもらった。 DNからメールが来ていて、明日の昼に待ち合わせをしようと言っていた。
それから一度YMCAの部屋へ帰ったが、天気が悪いのでもう一度外へ出て散策 する気にもならず、部屋でウダウダとしていた。 まぁ明日もまだハリファックスだし。 やがて夕方になると突然雲の切れ目から太陽が顔を出し、辺りが明るくなってきた。 よっしゃぁ〜!と急いで外へ出て、まず道を挟んだお向かいのパブリック・ガーデン という庭へ行ってみた。 しかし「歩き方」には無料で日没まで開いていると書いてあったのに、門が閉まって いて入ることが出来なかった。 しょうがないので庭の周囲をグルッと1周しながら柵越しに中を覗くと、花が咲き 乱れてカモがたくさん居る素晴らしい庭のようだった。 パブリックじゃないじゃん
気を取り直し、近くのシタデル(イギリスの星型要塞)へと続く緑の丘へ行った。 日の光に映える緑がとても綺麗だったので、さて写真を・・・と思いデジカメの電源 を入れると・・・・・・・・・ピピピという警告音がして、撮ることが出来なかった。 このカメラは電源を入れるとレンズカバーがシャッ!と開きレンズが中から出てくる 仕組みなのだが、よく見るとレンズが引っ掛かっているのか出てこないのだ。 ゲッ・・・と青くなりながら電池を換えてみたりいくつかボタンを押してみたりと色々 試したのだが、カメラは動いてくれなかった。 そんなぁ〜〜〜!これから美しいPEI(プリンスエドワード島)でいっぱい写真を 撮るつもりだったのに、こ〜〜わ〜〜れ〜〜たぁぁぁ〜〜!!
というワケで、昨日以上の大きなショックを受けたアタシはすごすごと部屋へ引き 返し、ふて寝してしまった。 たぶん、何度か落っことしているからいけないんだろう。 だけどあと数ヶ月、帰国までもって欲しかったのに・・・・えーん。。。 ページの先頭へ戻る
*ハリファックスの観光 〜2004年5月30日〜
パソコンに続いてカメラも壊したサザエさんは、トホホな気分で翌日DNとの待ち 合わせ場所へ行った。 今日も曇っていた。 DNは相変わらず真っ赤なキャップを被り、ピンクの上着にピンクのズボンとなかなか 楽しげないでたちだった。 一緒に昼食を、ということになったが今日は日曜なので開いている店がほとんど なく、結局お決まりのてぃむてぃむへ行った。
店内にはカナダ人が数人居て、カウンターで並んでいるアタシたちを若者グループ がジロジロ見ているのになんとなく気が付いた。 DNも気が付いていたが、たぶん彼女を見ていたに違いない。 席について食べながら色々しゃべったが、ビックリしたことに彼女は昨日二人の 白人オトコに引っ掛かったそうだ。 一人はバスで一緒だったあのおっさんで、昨日ダウンタウンで偶然会いなぜか一緒 にお茶をしたらしい。 やめときゃいいのに・・・。 で、ヤツは彼女に色々と***(ここには書けない)な話をしてきたんだそうだ。 もう一人は昨日初めて会ったそうだが、ペギーズ・コーブという有名な灯台へ車で 20分で連れて行ってくれると言うので、なんと彼女は車に乗ってしまった! (ハリファックスからペギーズ・コーブまで車20分では行けない) 案の定車は1時間経っても灯台へ着かず、全く違う所へ連れて行かれてしまった らしい。 途中でDNも気が付きなんとか上手く逃れて戻ってくることが出来たんだそうだが、 聞いているこっちの方がビビってしまった。 典型的台湾人という感じで随分人懐っこい子だなぁと思っていたのだが、危なっか しいったらありゃしない。 ところがよく訊いてみると彼女はアタシより歳上だった。
食事を終えてから、二人でハリファックス湾沿いの港を散策した。 アタシは今日でハリファックスは終わりだが彼女は明日もまだここに居るので、現地 発着のルーネンバーグツアーに参加したいと言っていた。 ルーネンバーグというのはハリファックス郊外にある世界遺産の街で、とても美しい 景観だそうだ。 アタシも本当はルーネンバーグやペギーズ・コーブに行くべきだったのだが、天気 が悪いので結局行かずに終わってしまった。 しかもハリファックスのダウンタウンはとても小さくて観光はすぐ終わってしまったと いうのに、もったいないことをしたかもしれない。 もし帰国前にもう一度寄ることがあったら、その時は是非行ってみよう。 この天気じゃどこに行っても同じ
恐る恐る電源を入れてみると、今日はカメラが動いてくれた。 が、歓喜に酔いしれながら何枚か写真を撮っていると、また途中で故障した。 とほほ・・・。 DNとはそれからシタデルを周り、途中にあった雰囲気のいいカフェでお茶をし、 バスディーポの横にある「カナディアン・スーパー・ストア」で買い物をしてから 別れた。 このスーパーはアトランティック地方に来るとよく見かける店だ。 今後のDNの動向にはものすごく不安なものがあったが、彼女は飄々としていた。
こうして13日間の旅行は終わった。 随分ゆったりと周ることが出来てラクだったし、どの街も立派で綺麗で歴史があって 素晴らしかった。ハリファックスを除けばおよそどこでも晴れたし。 そして何人かの新しい友達が出来たのも良かった。 韓国人に日本人に台湾人とバラエティに富んでいたし、お陰で観光が余計に楽しく なった。みんな、ありがとう。 ハリファックスだけは、天気は悪いわカメラは壊れるわ街はつまらんわで全然良く なかったが、まぁしょうがない。 でもやっとPEIに戻ってこられると思うととても嬉しかった。 笑えました ページの先頭へ戻る
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