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*はじめましてグランドプレーリー

〜2003年4月26日〜

 

ついにGP(グランドプレーリー)に行く日が来た。

朝早くチェックアウトしてバスディーポへ向かった。荷物もあるし、やっぱり近いっ

てのはいい。

7時に着き、8時のバスまで時間があったのでまた同じA&Gで朝ご飯を食べた。

今回注文したフレンチトーストもイマイチだった。相性が悪いらしい。

ここには小さい売店もあったので昼食と水を用意した。

アタシが乗るバスはドーソンクリークという所行きで、GPは途中にあるらしかった。

いつも思うのだがグレハンは値段の割になかなか立派なバスを使っている、うん。

グレハン田舎へ行く

 

時間になると乗り口の前でおじさんがチケットのチェックを始めた。

アタシも見せてからバスに乗り込んで待っていると、さっきの切符切りのおじさん

が運転手も兼ねていることがわかった。いや、逆か。

さらにそのおじさんは途中止まるたびに降りて荷物の運搬もして、色々忙しそう

だった。グレハンの人は何でもやらなきゃいけないらしい。

      

はたらくおじさん         いつでもいっしょ

 

バスはエドモントンを出てひたすら北へ北へと走った。

途中、道がだだっ広くて驚いたり、他の車が全くなくて感心したり、雪が見えて

喜んだり、あまりに田舎な風景に呆けたりなどしながら、バスはとうとうGPに着いた。

 

バスは車庫に入り小休止するらしかった。

乗客の中でここで降りたのはほんの数人で、アタシも降りて荷物を取り外へ出た。

いよいよ美しい緑の大地♪と期待して出てみると、目に映ったのはごちゃごちゃした

車の行列だった。

キタナイ・・・・。

ガッカリしつつ、ホームステイ担当のJを待った。彼がピックアップしてくれるという

ことだったので。

これがグレハンのディーポ(ステーション)

 

ほどなくして彼が自分の車で現れた。年齢不詳だが若い雰囲気で親しみやすい感じ

だった。

「ハーイ」の次に言われたのが「なんてコンパクトな荷物なんだ!」。

やっぱりアタシの荷物は少ないらしい。

さあ、さっそくここからが本格的な英語生活である。

今まではしゃべらなくてもなんとかなったが、ここからは違う。

心を入れ替え真剣にJと会話をしつつ車でホスト宅へ向かう・・・のかと思ったら、

「家のネコの食料を買いたいからスーパーへ寄るね」(たぶん)

とのことで、すぐ近くの「Canadian Super Store」というスーパーへ寄った。

 

めちゃめちゃでっかいスーパーだった。ド田舎で緑豊かで車もなくて〜、という

のとは程遠かった。

しかしきっとこの田舎にスーパーはこれ1軒だけに違いないと思い、たどたどと

訊いてみたら何軒かあるとのことだった。

思いっきりナメていた。

しかも日本の食材もあってびっくり。

Jのところにも韓国人と日本人の男の子二人がステイしているそうで、彼らのため

にも色々買ってあげているらしかった。

さらに彼は親切でアタシにも欲しいモノを訊いて買ってくれた。

モノにつられてすっかり嬉しくなった。

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*ホスト宅への道

 

さらに親切なJは、アタシが「コーヒーはアタシの命の水」と言うと、途中でてぃむ

てぃむ(Tim Hortons)にも寄ってコーヒーを買ってくれた。

ここで初めてアタシはカナダ流らしきカップのフタに出会った。

このフタは缶のフタを開けるのと同じように持ち上げてめくるようになっていた。

反対方向に倒してパチン

 

Jは運転しながら上手に飲んでいたが、アタシには飲む前から絶対こぼすことが

わかっていた。

なのでフタを取って飲もうとしたら、親切なJが飲み方を教えてくれてしまったので、

結局その危険な飲み方を試すハメになった。

今回はなんとか平気だった。すっかり緊張して自分の言動に神経を張り巡らせて

いたせいかもしれない。

しかしこの後毎月一度は必ずこぼして服をだいなしにするのだった・・・。

 

さて、走りながらJとアタシは色々会話をした。さすがJはヘタな英語に慣れている

らしく、ちゃんと聞き取りゆっくり話してくれた。

最初Jからのメールでは、ピックアップは空港からとあった。頼んだらバスディーポ

まで来てくれたのだが、アタシのようにグレハンで来る人なんて居ないんだろうか?

と疑問に思って訊いてみたら、たまには居るとのことだった。

明日日本人の女の子が同じようにして来るらしかった。

お、アタシと同じ感覚、と嬉しくなり、是非おトモダチになろうと思った。

これが後に仲良しになるM子だった。

 

Jの希望で、ホスト宅に行く前にJの家に寄った。

入るとJに「クツ脱いでね」と言われ驚いた。日本みたい。

入った途端、ものすごく元気でハゲたブルドックみたいなイヌがアタシめがけて飛び

ついてきた。2匹も居て可愛かった。

さらに主のような存在感たっぷりのネコも居て、すごーく楽しそうなおうちだった。

う、ここでホームステイっていいなあ、Jもいい人だし・・・とちょっぴり浮気した。

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*はじめましてホストマザー

 

Jの家を出て、今度こそホスト宅に向けて車を出してもらった。

走るうちに街並みはすっかり変わって閑静な住宅街だった。

ああこーゆーのはいいねぇと思った。

やがて車はアタシのホストの家に着いた。

ドアを開けると、ワンワンキャンキャンまたもやイヌの声が聞こえてきた。

見上げると階段の上に可愛い白い吠えまくるイヌが2匹と、それに優しそうな

見事にでっぷりとした体格のおばあさんが立っていた。

この人がアタシの初ホストマザーだった。

         

家の周りに人影なし

 

Jと一緒に上がり、台所で彼とホストマザーが話をするのを聞いて(聞こえて)いた。

中は大き過ぎず小さ過ぎずという感じだった。台所は明るい感じでたくさんの置物や

細々したものが並べられたり置かれたりしていた。

台所の端に大きな窓があり、そこから外のデッキへ出られるようになっていた。

そのうちJが話し終わって帰っていき、アタシはホストマザーと二人になった。

彼女は2匹のイヌと一緒に一人で住んでいるとのことだったから、家の中はとても

静かだった。でも別に寂しいとも思わなかった。

     

デッキの下には      隣んちの庭にはトランポリン

 

家の中を案内してもらい、自分の部屋も見せてもらった。ダブルサイズのベッドに

かわいい机とイスがあり、ラジカセもありラジオが聴けるようになっていた。

それから自分のことやら家族のことやらについて、一生懸命自己紹介した。

彼女も色々話してくれたが理解不能で半分以上勝手に想像した。

彼女の娘さんでDさんという人が近くに住んでいる、彼女が車でスーパーや色々な

場所へ連れて行ってくれる・・・というのはJからのメールで知っていた。

しかし今のホストマザーの話では、バーバという名前のロシア人の少女が身内に

居るとかなんとか・・・。

ほとんど相槌を打っているだけでコメント皆無のアタシだったが、一応これだけ

「Really?」と返した(この程度・・・・)。

 

やがて夕方5:30になると、夕食タイムとなった。

ま、まだ5:30なんですけど・・・と思ったが、これがカナダ流なんだろうと思い素直

に従った。

内容はナポリタンと野菜の付け合せにスープとチキン。

スープは薄くてイマイチだったが出された食べ物には文句を言わないというポリシー

があるのでしっかり食べた。

きっとそのうちこの味に慣れるだろう。

食事の後片付けをしたいと言ったが、疲れているだろうからと気を遣ってもらった。

後はTVを見たりイヌと遊んだりして寝た。

疲れた・・・・・。

     

うふっ            ぼー・・・

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