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*ただいまシャーロットタウン 〜2004年5月31日〜
翌朝早くにYMCAをチェックアウトし、アタシは荷物を引きずってバスディーポへ 行った。 朝7:30のアカディアンラインズバスなのだが、少し早く着いたにも関わらず既に 10人くらいの人たちが荷物を持って並んでいた。 アタシもくっついて待っているとやがて青いアカディアンが到着し、みんなで乗り 込んでいよいよ出発した。
途中で何度か小休憩しながらバスはアムハーストという街まで行き、そこでバスを 乗り換えた。 次のバスはPEI(プリンスエドワード島)で一番大きい街・シャーロットタウン行き だったが、いつものようにガラガラだった。 PEI行きのバスが混んだことって一度もないんだよな。 そしてまたコンフェデレーション・ブリッジを渡り、島で2番目に大きいサマーサイドと いう街を経由し、シャーロットタウンの手前の町ハンターリバーまで来た。 アタシは今回はシャーロットタウンまで行かずにハンターリバーで迎えに来てもらう 予定だったので、たった一人そこで降りた。 その場所はディーポではなく、普通の道路沿いの郵便局の前だった。 はぁ〜、やっとPEIに戻ってきたぁ!!
しばらく待っていると会社のKさんが迎えに来てくれて、一緒にてぃむてぃむでお茶 をしてからKさんの家まで行き、会社を取り仕切っているMさんとも夜に再開し、 美味しいロブスターをご馳走になった。 ううっ、シアワセ・・・。 心から感謝 ページの先頭へ戻る
*シャーロットタウンでの生活 〜2004年6月初旬〜
翌日、会社のMさんと色々な荷物と共に、シャーロットタウンのアパートへ移った。 シャーロットタウンの大きなスーパーはダウンタウンの外にあるので、ダウンタウン に住むと不便だ。 Mさんが見つけておいてくれたそのアパートはダウンタウンから少し離れていて、 閑静な住宅街にあってとても環境が良かった。 スーパーからも結構近いし、大好きなてぃむてぃむ(Tim Hortons)も周辺に たくさんある!素晴らしい。 アパートを他のガイドさんたちみんなとシェアしながら、秋まで住むのだ。
家の近くにはさらに「コンフェデレーション・トレイル」という世界で一番長いトレイルが あり、散歩に最適だった。 これは昔通っていた鉄道の線路の跡に砂利を敷き詰めた道で、島の端から端まで 通っている。 車は入れないようになっていて、両側に木や草や野の花が植わっているとても綺麗 な道だ。 アタシはさっそく気に入り、ヒマな時はよく散歩やサイクリングをするようになった。 島の中は山がないが丘が多く、アップダウンが激しい場所だらけなので自転車だと かなり大変だ。 でもコンフェデレーション・トレイルは比較的平坦なので走りやすかった。 通るだけで楽しい道 周囲は平和な風景が広がる 所々に休憩場所
家の周囲の住宅街は、シャーロットタウンの中でも特に木が多い辺りだった。 道の両側には立派な街路樹が並び、どの家の庭にも大きな木が生えている。 庭の芝草も綺麗に手入れされていて美しい。 さらに家が本当に可愛いらしくて、見ながら歩くと全く飽きなかった。 スバラシイお家と庭たち
隣家との間に垣根がなく空き地のように全て繋がった青くて広い庭、そして大きくて 可愛らしい家。 そんな環境で育っていたら違う人格になっていたかもなぁ・・・。 ページの先頭へ戻る
*アメリカへ行く 〜2004年6月4日〜
待望のワークパーミット(ワークビザ)が届いた。 と言っても本物はまだで、「OKだよ」という旨の手紙が来たのみだった。 これからその手紙を持って、一度カナダを出てまた入り直さなければならない。 なんだかすごーーーーくアホらしい気がするのだが、ビザはよその国から入る時に 発行されると決まっているようなので、一般市民のアタシが文句を言っても無駄 だった。 カナダから一番近いよその国といえば、アメリカだ。 かなり好きでない国ではあるが、この際ウダウダ言っても始まらないのでとっとと 行ってくることにした。 「えーと、アカディアンラインズでモンクトンに行って、それから・・・」と考えていた ところ、ちょうどMさんもアメリカに用事があったので、Mさんに運転してもらって二人 で行ってくることになった。
忙しいMさんに「朝5時出発ね」と決められてしまったので、当日のその時間に眠い 目を擦りつつ出発した。 これから夜が明けるところで、てぃむてぃむのコーヒーを飲みながら美しい朝焼けを 眺めつつ一路アメリカを目指した。 アメリカと国境を接していて、かつPEIから行くのに一番近いのはニュー・ブランズ ウィック州にあるセント・スティーブンスという街なので、PEIとその州を繋ぐコンフェデ レーション・ブリッジを渡り、モンクトンとセント・ジョンを経由して行くことになった。
見辛いですがコンフェデレーション・ブリッジ
色々しゃべりながら走っているうちに、モンクトン近くまで来た。 そこに大きなアービング・ガススタンドがあったので、ちょっと休憩をした。 アービングというのはニュー・ブランズウィック州に居る大富豪一族の名前で、ガス スタンドにレストランにコーヒーショップに製紙工場に・・・と何でも持っている大変な 大金持ちだ。 小市民な我々はなんとなく「様」を付けて呼んでいるのだが、彼らのお陰でこの州の 道路はとても綺麗で走りやすくなっている。 ちなみに長距離バスのアカディランラインズもアービング家所有なので、停まるのは いつもアービング様のガススタンドだ。
それはともかく、さらに走ってセント・ジョンまで来た。 ここはニュー・ブランズウィック州最大の都市(でも州都ではない)で、ちょうど通勤 時間に重なったせいもあってかなりの車が走っていた。 ここには有名な「リバーシング・フォールズ」があり、車の窓からチラッと見えた。 これは渦潮の逆流だそうだ。この辺は世界で最も干満の差が激しい場所でもある。 まぁ今日は観光に来たワケではないのでそのまま通り過ぎた。 またまたちなみにカナダには「セント・ジョンズ」という街もあるが、あれはニュー・ ファウンドランド&ラブラドール州にある街で、こっちは「セント・ジョン」。 ちょっと紛らわしい。
さらにしばらく走ると、セント・スティーブンスという国境の街まで来た。 なぜかチョコレートで有名でもあるらしい。 街の中を少し走ると「USAへの国境↑」という標識が増えてきて、いよいよアメリカ が近いことを実感した。 やがて太い大通りに出て、途中で左に曲がると橋があり、その橋の両端それぞれに カナダとアメリカのイミグレーションがあった。 まずカナダ側の料金所のような建物で出国理由を話して手紙を見せ、それから橋に 入った。 結構な車の行列が出来ていてしばらく橋の上でのんびりと待ったが、アタシは今 いったいどこの国にいるんだろう?と思った。 それからやっと橋の反対側まで来てアメリカの料金所のような建物の所まで来た。 英語ダメダメな上に小心者のアタシは助手席でおとなしくしていて、Mさんに全ての やりとりをおまかせした。 少ししゃべってから、係員が隣のイミグレの建物へ行くよう指示した。 そこで目の前の駐車場に車を停め、アメリカの地に降り立った。 島国日本で生まれ育ったアタシには、こういう陸路での国境超えというのはとても 珍しい。 以前ブラジルへ行った時にもバスで国境を越えたことはあるが。 別にカナダからアメリカに入ったからといって何がどう変わるワケでもないが、目の 前に建っているアービングガススタンドの看板に書いてある「アービング」の文字が ビミョーに違っていた。
暗い建物に入って手続きをし、やりとりは全部Mさんにやってもらってアタシはラク チンだった。 待っている間に係官と少ししゃべったが、実に威圧的だった。 偏見だけではなく、確かに威張った感じで冷たい印象なのがヤ〜な感じだったので、 早くカナダに戻りたくてしょうがなかった。 彼らにガソリンの値段について訊いたところ、 「そこのアービングで入れてもいいが、アメリカで何かするならUS$6掛かるのだ。 払いたくなかったらそのままユーターンしてカナダに戻れ。」 と言われた。 ナイアガラのレインボー・ブリッジもそうだが、どうしてアメリカに入ると金を払わな ければならないのか、まったくもって理解できない。 言われなくてもとっとと帰るわいっ!
というワケでとっととユーターンし、また行列に並んでしばらく待ってからカナダに 戻った。 待っている間に車から写真を撮ろうと思ったが、アメリカの係官に捕まるんじゃ ないかと怖くて慌てて2枚だけ撮った。 それからカナダ側の建物で指示を受け、イミグレオフィスへ入って手続きをした。 係官のほっぺの赤いおじさんはとてもフレンドリーで、一緒に冗談を言って笑った。 オフィスの中もなんだかのんびりとした雰囲気で、やっぱりここはカナダだ・・・と 嬉しくなった。 田舎臭いと言えば田舎臭いが、そこがイイ。 記念にオフィスの中の写真も撮ろうかと思ったが、いくらカナダでもやっぱり捕まる かもしれないのでやめた。 愛しのカナダは目の前
こうして手続きが終わり、晴れてワークパーミットを手にしたのでカナダで合法的に 働きつつ滞在出来るようになった。 最初のワーホリビザに次のビジタービザに今回のワークビザと、カッコイイ紙が3枚 になったので嬉しくなって並べて眺めていたら、係官のおじさんに笑われた。
こうしてカナダに戻ってきて、てぃむてぃむでお茶をし、帰るついでに近くのセント・ アンドリュースというリゾート地に寄ってお昼を食べた。 この街にはフェアモントホテルがあるのでMさんに頼んで寄ってもらい、中も入って みた。非常に素晴らしかった。 そしてまた車で走り、夕方シャーロットタウンに戻ってきたのであった。 やっぱり素晴らしいフェアモント ページの先頭へ戻る
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