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*2度目のカナダデー      〜2004年7月1日〜

 

6月が終わり、アタシにとって2度目のカナダデーがやってきた。

去年のカナダデーはバンクーバーで一人で過ごし、大事なダイナくん(ノートパソコン)

をぶっ壊した記念すべき日だったっけ。

毎年7月1日が来るたんびに思い出しそうだな、とほほ。

 

カナダデーはいわゆる建国記念日で、国中でお祭りをやる最大規模の祝日だ。

ここPEI(プリンスエドワード島)はカナダ連邦を作るための会議を行った所なので、

みんな「ここはカナダ発祥の地だ」と思っている。

そのせいかPEIでは特にお祭りが盛り上がるそうな。

州都シャーロットタウン他いくつかの街で色々な催し物をやるらしい。

 

さて今やアットホームな環境で仕事仲間と毎日楽しくやっているアタシだが、今年の

カナダデーもやっぱり去年とは全く違ったものになった。

Mさんの提案で、Kさんのコテージがあるノースラスティコ村のボートパレードを見に

行くことになったのだ。

ノースラスティコ村ではロブスター漁が盛んで、そのロブスター漁船50艘が派手に

飾り付けてラスティコ湾を順番に凱旋するというのが、毎年の行事「ボートパレード」

なんだそうだ。

ラスティコの灯台と飾りつけたお土産屋

 

午後みんなでノースラスティコ村へ行ってみると、海岸沿いには既に大勢の人たちが

詰め掛けていた。

グルッと周って灯台近くのデッキから他の人たちと一緒に眺めると、飾りたてた漁船

が次から次へとこっちに向かって滑るように走ってきた。

それぞれの船には船主やその家族らが乗っていて、音を鳴らしたり手を振ったりして

観客たちに挨拶をしていた。

その一艘一艘にみんなワーッと歓声と拍手で答え、船は岬の反対側へと走り去った。

アタシたちも手を振ったり拍手したりしながら、船の飾りや場の雰囲気を楽しんだ。

ここはフレンチアカディアン(昔フランスから来た人々)の村なので、船にはカナダの旗

の他にアカディアンの旗(フランスの旗に黄色い星を付けたもの)もひらめいていた。

         

派手コンテストもあるらしい

 

その後はKさんのコテージでみんなでMさんの手料理を食べ、夜になるとまた繰り

出して、残念ながら貧弱だったけれども花火を見た。

日本の素晴らしい花火を見慣れているんだからそれはしょうがない。

でもまぁ、今年のカナダデーはとても楽しかった。

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*季節は移る       〜2004年7月初旬から中旬〜

 

PEIの夏はとても過ごしやすい。

7月になっても気温は20℃程度で、超スペシャル暑がりのアタシでもエアコンは全く

要らなかった。

だいたい夏の平均気温が23℃くらいだというから、今年の夏は快適に違いない。

同じカナダでも去年の夏にツラかったバンクーバーとでは全然気候が違うらしい。

まあ日本でも北と南では全然違うから、同じといえば同じだけど。

6月はまだ赤土状態だったじゃがいも畑はすっかり芽が生え揃って緑の畑となった。

コントラストとしては6月の方が綺麗だったが。

 

野生の花もどんどん変わっていった。

美しかったルピナスの花々は7月中旬にもなると完全に終わってしまい、焦げた

ような茶色い色になってしまった。

代わってデージーが咲き始め、クローバーと共に白い花畑を作った。

そして艶々とした花びらを持つバターカップス(日本名はきんぽうげ)が、緑の草の上

に星のようにちりばめられた(モンゴメリの表現)。

そしてモンゴメリの生家は黄色いイエロー・ルースストライフ、グリーン・ゲイブルスの

庭はボッテリとしたシャクナゲが彩るようになった。

スノーボール、ラビットフットクローバーなどは見たまんまの名前になっていて、単純

だけどわかりやすい。

    

ラビット・フット・クローバー  リッパなハマナス   イエロー・ルースストライフ

 

    

ぜにあおい    バーズフット・トレフォイル 見た通りのスノー・ボール

 

これらの名前はいつまで経っても全然覚えられず、覚えた頃にはその花の時期が

終わって次の新しい花が咲いてしまうのだった・・・。

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*ダメダメからの脱出 ―15ヶ月目―

 

シャーロットタウンには、いわゆるフツーの映画館は1軒しかない。

そのためか休みの日などは結構賑わっている。

と言っても日本のようにズラッと行列が出来るということは全くなく、好きな時間に

行って好きな映画を好きな席で観られるのだ。

カナダに来て以来こういうラクチンなシステムにすっかり慣れてしまったなあ。

これで日本に帰って映画館に行ったら、さぞウンザリすることだろう。

 

仕事にもすっかり慣れて余裕の出てきた頃、その映画館に映画を観に行った。

本当はハリーポッター3とシュレック2とスパイダーマン2を1日で全部観ようと思って

いたのだが、行ってみるとハリポとシュレックは既に終わってしまっていた。

ガッカリしたがそれでもまぁいいやと思い、スパイダーマン2を観た。

すると!

台詞の2/3くらいは余裕で聴き取れていることに気が付いた!!

科学的な話の部分はさすがにわからなかったが、他のところはわかるのだ。

ビックリしつつ感動して、ついでに映画も楽しかったのですっかりご満悦だった。

 

たまにこんな風にわかる映画があるとムチャクチャ嬉しくなって

「もっと英語を勉強しよう、オー!!」

とその気になるのだが、全くチンプンカンプンな映画が大半なのだからそんな気分は

いつまでも続かない。

だからダメダメ状態がいつまでも続くのであった。

はあ〜。

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