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*朝食はアイス4リットル   〜2003年6月23日〜

 

いくら暑がりといっても、明け方はさすがに寒かった。

今日も近くのなんとかいうホテルに行き、身づくろいをした。

 

今回の旅行では一度もレストランに行かない予定で、ホスト宅からもらってきた食料

をみんなで分けて食べている。

アタシとMY子が事前に少しスーパーで買出しておいたモノもあって、食料はイロイロ

あった。

インスタントラーメンを持ってきた子も居て、お湯がないので乾燥麺にスープの素を

掛けながらバリバリ食べた。意外と美味しかった、というかめちゃめちゃ腹もちが

良かった。

でも最終日ともなると乏しくなってきた。

アタシがホスト宅の冷蔵庫に自分の分を見事に全部忘れてきたせいかもしれない。

 

そこで今朝は、昨日見かけた「IGA」というカナダによくあるスーパーへ行き食料を

買った。

みんな同じモノばかりの食事に飽きていたので、ついあれもこれもとカゴに入れて

しまった。

アイスを売っているコーナーまで来た時、仲間のうちの一人Y子が、自分は4リットル

入りアイスを一人で食べたことがある、と言った。

4リットル入りアイスというのは、日本には絶対ないがカナダではどこででも売っている

白いバケツに入った大量のアイスのことで、当たり前だがとにかくでっかい。

その発言がきっかけでワイワイやったあげく、チョコとイチゴとバニラのミックス味アイス

バケツをなぜか買ってしまった。

これが恐怖の4リットルアイス

 

車に戻り、バケツを中央に置いてみんなで食べまくった。食器がないので一人は

プラスティックスプーン、一人はプラスティックフォーク、一人はプラスティックナイフ、

もう一人は箸、とバラエティに富んでいた。

4人で4リットルということは一人1リットル。

・・・・朝からとても食べられなかった。

結局バケツのアイスは残って溶けてしまった。

 

それにしても、朝から車の中でバケツを囲みアイスを食いまくる女たちを外から見て

みたい。

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*ラフティングに挑戦

 

乗馬の次はラフティングに挑戦した。

ホテルでゲットしたパンフレットをアイスを食べながら検討し、一番安い店に電話

して訊いてみたところ、現在10:30に対してちょうど11時から始まるツアーがある

と案内された。

天気もようやく今日になって晴れてきたし、これはいい!

 

ということで11時に店に行ってみた。言われたところはメガネ屋さんで白髪のおじい

さんがいた。

アタシはこのおじいさんがワイルドな波を蹴って颯爽とボートを操るのかと想像して

心の奥底からビックリしたが、そうではなくてそこのビルの地下に着替え場所がある

だけだった。

ワイルドな波を蹴って颯爽とボートを操るのはラフティング会社の若い男女だった。

女性の方は「ゴースト」の頃のデミ・ムーアに雰囲気が似ていて、すごくキレイでカッコ

よかった。しかもフランス系の顔だったので、うちの仲間の一人は女の子だが惚れた。

 

一人一人体型を見て渡されたのは、ウェットスーツ上下と長靴だった。

クツはびしょびしょで気持ち悪かった。スーツはきつくて着るのが大変だった。

着替え終わるとバンに乗り、郊外のラフティングを始めるポイントまで移動した。

デミ・ムーアがインストラクターで、男性の方は車の運転手だった。

メンバーには他にご夫婦の外人さんが居た。

そして8人乗りのゴムボートを出し、救命胴衣を着て、エメラルドグリーン色の幅の

広い川へと乗り出した。

ちょっと見せてごらんなさい

 

川は穏やかで特にエキサイティングということもなく、掛け声に合わせてオールを

漕いだ。

そのうち波しぶきの激しいポイントにやってきたのでみんな興奮状態でキャーキャー

言ったが、さぁいくわよっ!と思ったらデミが一人でガシガシと巧みに漕ぎ、あっと

いう間に荒れたところを抜けてしまった。

穏やかなところに来るとアタシたちが漕ぎ、激しいところは彼女が漕ぐ。

意味ないんじゃ・・・と思ったが、初心者チームだからしょうがない。

でも風景はとても綺麗だった。途中岸に集落のようなところがあって人が見えると、

みんな手を振ってくれた。

そうして30分くらい経つと終わりのポイントに来た。さっきの運転手さんがその場所

で待っていた。

 

後は戻り着替えて終わり。意外とあっさりだった。

まあ初めてのラフティングということで、入門編だったけどいいことにしよう。

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*優柔不断な選択

 

結局こうしてジャスパーまで戻っていたが、いまだにこの旅行の後どうするか決め

られないでいた。

サヨナラをしてきたGP(グランドプレーリー)に今更戻ろうとは思っていないし、超

ウルトラスーパー暑がりなのでどこか北の果ての極寒の地へ行きたいところだった。

でもそういうところには白クマは居ても勉強出来るESLはない。

バンフまで来た時、どうしようかなと思った。

学校へ行くためこれからバンクーバーに行く予定でいたが、それよりバンフで勉強

でもいいかな〜と考えた。

調べたとところ、バンフにもESLがあるらしい。そこでもいいかも。

し、しかしバンフよりバンクーバーのほうが情報が豊富だから仕事探しには好都合

・・・う〜。

でもでもバンフでも求人は結構あるとか・・・う〜。

などと悩み続け、気が付くと仲間と一緒にジャスパーまで戻ってしまっていた。

 

じゃあジャスパーで降りたらどうか?

ジャスパーで仕事は見つからなさそうだから、街を観光後どこかへ移動するとか。

例えば今度こそ快晴の日を狙ってもう一度ロッキー観光をしてバンフへ。

もしくは憧れのVIA鉄道に乗ってプリンスジョージかカムループスを見てバンクーバー

へ行くか。

でもまたアイスフィールドパークウェイを通るのはアホらしくなった。

VIA鉄道は高いから帰国前でもない限りもったいない。

全然ダメじゃん・・・・。

 

などとうだうだ悩んでいるうちにGPへ帰る時間になってしまった。

えーい仕方がない!この旅楽しいから最後までみんなにつきあおう!

とついに決意し、結局二日前に涙と感動の別れをしてきたはずのGPにまた戻ること

した。

 

その選択は間違っていなかった。

最後にもう一回、旅の山場が残っていたので。

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