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<出発前のエドモントン1> ★マウスを置くと指の形になる写真は、クリックすると拡大画像が見られます★
*空港ホテル3回目 〜2004年3月15日〜
ファースト・エアの機内はガラガラだった。 例によって一人しか居ないスッチーのおねーさんもかなりラクに違いない。 アタシはあの美味しかったラップサンドがまた食べられるという期待でワクワクして 待っていた。 離陸してすぐおしぼりが来て、次にさっそく夕食が運ばれてきた。 しかし訊かれたのは・・・「ビーフorラザニア?」 ラ、ラップサンド・・・・。 と言ったところで出てくるワケがないので仕方なくラザニアにした。 ビーフは狂牛病の話題が出てから一応食べないようにしている。 なにせここの国民は病気より美味い肉を迷わず選ぶような人種だから、どんな牛肉 が出るかわかったもんじゃない。 ラザニアはそれなりに美味しかったけど・・・・とほほ。 しかしいいこともあった。過去乗った飛行機たちの中で初めて、食事の時にコーヒー が出てきたのである。 まぁ食事の後改めてコーヒーを注ぎに来るのが面倒なのか時間がないのかなんだ ろうけど、全日本珈琲熱烈愛飲党のアタシはすっごく嬉しかった。 ニンジンがデカ過ぎなんですが・・・
飛行機はあっという間にエドモントン空港に着いた。 えーとこれで・・・3回目か。 ターンテーブルで荷物を取り適当にウロウロしてみると、空港の中がやけに綺麗に 改装されているのに気付いた。 綺麗な上にゆったりしたイス席があったりなぜかピアノがあったり。 どこからか鳥のさえずりまで聴こえてきた。どこじゃここは。 驚きつつもいいイスで休んでいると、制服のようなものを着たおばーちゃまが「誰か が拾いに来るの?」と訊いてきた。 「いや、一人でYMCAへ行くところ。ちょっと休んでるだけ。」と言ったら、彼女は 「休んでるの?あらまぁ!」と言って妙に面白がっていた。 ??? エドモントン空港の到着ロビー いつの間にこんないい場所作っちゃって
とか言って、本当はYMCAへ行くのではなかった。 今日はもう夜だから、また空港で寝ようと思っているのだ。 しかしさっきのおばーちゃまに見つかるとうるさそうなので、いいイスは諦めて上の 階へ移った。 そこは出発階で、遅くなるにつれだんだん人が居なくなってきた。 ウロついてみると少し陰になっていて3つほど並んだイスを見つけた。 陰になっているということは、寝るのには目立たないけれど結構危険を伴う。 どうしよっかな〜と数秒迷ったが結局まぁいいやと決め、今までは「ハシタナイ」 とか言ってしなかったのに今回はどうでもよくなり、3つの席に完全に横になって 寝てしまった。 この浮浪者のような姿を親が見たら泣くだろうな・・・・。 ベッド ページの先頭へ戻る
*エドモントン滞在計画 〜2004年3月16日〜
まっすぐ横になれたお陰で比較的よく眠れていたが、朝5時頃からボチボチと人が 集まってきて騒々しくなってきた。 遠慮という言葉を知らないカナダ人(しかも巨体)たちが、アタシが寝ているイスの裏側 のイスにドカァッッッッと座ってきてとても眠れる状態ではなくなってしまい、しょうがない ので起きて下の階のてぃむてぃむ(Tim Hortons)へ早めの朝食を食べに行った。 このてぃむてぃむは、ワーホリで来た時最初に食べた店だ。 懐かしいな〜とか思いながらコーヒーとドーナッツを食べたが、イエローナイフの店と 比べると断然安くて感動した。 イエローナイフに居た間はてぃむてぃむが遠くてなかなか行けなかったけど、これから は毎日でも行けるんだ! うーんめちゃめちゃ嬉しい。
最初に来た時と同様、今回もコーヒーを片手にこれからのエドモントンでの予定を 立ててみた。 ・まずYMCAへ行ってチェックインする ・にっくきDHLの営業所を探してパソコンを預ける ・図書館でインターネットを借りる ・ムタート植物園、オールドストラスコーナ、ウェストエドモントンモールを観光する ・寝る そんな感じだった。 3月19日の0:15からグレイハウンドバスの周遊旅行を始めるので、YMCAは16日 と17日の夜2泊だけ泊まるのだ。 ところでなぜまたYMCAに泊まるかというと、エドモントンのユースホステルはダウン タウンになくて不便であり、値段もあんまり変わらなかったからだった。 同じ宿にまた泊まるのはちょっとつまらないけれど、あの立地の良さは捨て難い。
DHLの営業所の住所は東芝が連絡をしてきた。 しかしそれはただの 「10918-184th Street Edmonton,AB T5S 2N9」 だけだった。 いきなりそんなことを言われたって行けるかーっ!! と思うのだが、東芝のサポートセンターはこれでわかると思っているらしい。 「地図もあります」とか言ってアドレスもよこしたが、それは道路地図。 アタシは車がないんだから、例えば 「ダウンタウンのあそこから何番のバスに乗って、あそこで降りて北へ徒歩8分」 とか、そういう風に案内してくれてこそ真のサポートなんではないだろうか。 だが今のアタシには文句を言うための手段も少なく、おとなしく調べるしかなかった。 あー気が重い。
次に観光についてだが、「地球の歩き方」を見てもエドモントンには全く魅力が感じ られず、アタシはこの街のダウンタウンがあまり好きではない。 前回来た時もつまらなくて結局どこにも行かなかった。 でもちゃんと観光したら、もっとエドモントンが良く思えるかも知れない。 そう思い、無理やり3箇所選んでみた。 オールドストラスコーナとかいうレンガ造りのいい街並みがあるところやムタート 植物園はまぁいいだろう。 アタシの興味は 博物館<美術館<植物園 だし。 ウェスト・エドモントン・モールというのは世界一大きいショッピングモールだそうだ。 店の他に遊園地や映画館もある一大レジャーランドらしい。 色気<食い気<眠気 のアタシにはほとんど興味が持てないのだが、まぁ話のタネに ・・・と思い、18日の昼間、グレハンバスディーポへ行く前に行ってみることにした。
エドモントン、ホントに楽しいのかな・・・。 ページの先頭へ戻る
*久しぶりのエドモントン
外が明るくなってきたので、これまた前回同様向かいの駐車場でワーホリ11ヶ月目 の朝日を撮ってからシャトルバスに乗った。 運チャンはKさんではなく無口なアラブ系だった。 YMCAを知らないというので「グレハンディーポのそば」とか「シェラトンホテルの隣」 とか説明したらわかったらしく出発した。 しかし実際は「シェラトンホテル」ではなく「サットン・プレイスホテル」だったのだが、 一応問題なく着くことが出来た。 あれから11ヶ月ですよアナタ・・・
YMCAの受付で2泊したいと言い、充電池の充電をしたかったのでコンセントの近く がいいと言ったがそれは理解してもらえなかった。 「あ、コンセントって言うんじゃないのか」と思い、その場で電子辞書を引いて「ソケット」 と言い直したらハイハイと言っていた。 しかしその注文は全くムシされ、「前回泊まった部屋と同じよ、ベッドは二つ空いて いるから好きな方を使ってね」と言われた。 ちゃんとコンピュータで管理しているらしい。 そこで荷物を持って前回泊まったのと同じ部屋へ行ってみた。 この部屋にはベッドが三つあり、ドアに近い方に一つ、奥の壁沿いに二つある。 入ってみると、奥二つのベッドはどちらもグチャグチャになっていた。 「なんだ、一つしか空いてないんじゃん」と思いながらも、ドアに近い方のベッドの横に コンセントの口があるのを知っていたのでラッキーだった。 しかし部屋を見渡すとなんだかすごく雑然としていて、サイドテーブルにはたくさんの 紙コップと、カナダでは当たり前な超デカデカサイズの粉末ジュース缶が二つも置いて あった。 さらによく見ると、カバンは一つしかなかった。 ということは誰かがベッドを二つ使っているって事か。ふざけたヤツだ。 「こりゃ日本人じゃないな」と思いながら荷物整理をしていると、長い黒髪でアジア人 顔の女性が部屋に入ってきた。 軽く挨拶しつつ様子を伺うと、その女性は奥のベッドの一つに上がり、靴ごとシーツ に乗りながら何をするでもなくジーーーーーーーっと一点を見つめていた。 時々はイスへ移動し、また壁をジーーーーーーー。 こ、怖い・・・怖すぎる。 なんだかすごくヤバイ雰囲気を感じ、いつも以上に荷物を厳重にロックしてから外へ 出た。 今でも英語レベルはほとんど変わらず・・・ これは前回来た時撮った部屋
まずは前回行けなかったフェアモント・マクドナルドホテルに入った。 とても立派で厳粛そうな外観に加え中も同じような雰囲気のロビーで、一般庶民の アタシはどうも居心地が悪かった。 今までのフェアモントに比べると暗い感じなのが良くないホテルだった。 他のフェアモント以上に偉そう
次に歩いて図書館へ行った。 イエローナイフではまだどこも雪に埋もれて真っ白だったが、エドモントンではだいぶ 雪がなくなってきていてどの道も雪解け水でびちゃびちゃだった。 図書館へ行くと、ここも改装が終わって綺麗になっていた。 前回と同じ要領でカウンターで一時的なIDとパスワードを作ってもらい、印刷して もらった紙を持って上の階へ上がって1時間ネットをやった。 グレイハウンドバスで周遊をしている間に泊まる宿をまだ決めていなかったので色々 探していたら時間がなくなってしまった。 結局いまだに決められず。
それから一番大きいジャスパーアベニューを歩いて観光案内所へ行き、DHLの住所 を見せてどうやって行ったらいいかと訊いた。 バスか電車がなかったらタクシーかなぁと心配していたが、とても親切な女性がバス 会社らしきところに電話をして詳しく聞いてくれた。 そこはダウンタウンからバスを2本乗り継ぎ、途中で降りて少し歩くんだそうだ。 「なんて親切なんだ、東芝とは大違いだよ」と感動しつつ、お礼を言って別れた。 まだPCの梱包が出来ていないから今日はダメだ。明日にしよう。
時間はすでに午後になっていて、お腹がすいた。 観光案内所の斜め向かいにてぃむてぃむがあるのを目ざとく見つけたので、さっそく ここで食べた。 久しぶりに飲むアイスカプチーノの美味しいこと!! ページの先頭へ戻る
*ムタート植物園の綺麗な花
それから外へ出ると、曇り空はいきなり雪になっていた。 イエローナイフに比べたら暖かい場所だと思っていたのだが、やっぱり3月でも雪が 降る寒い地域らしい。 雨だろうが雪だろうが槍だろうがカサをささないカナダ人同様アタシもささず、歩いて ムタート植物園へ向かった。 「歩き方」によると「SHOWコンファレンスセンター」という建物の裏の土手を行けと あった。 SHOW?SHOWってもしかして・・・と思ったら、やっぱりバンクーバーで加入して いたケーブル会社と同じだった。 コンファレンスセンターはものすごく立派で中にも植物がたくさん植えられいて、既に ここが植物園みたいだった。 どうやら随分ともうけているらしい。
建物の裏にはノース・サスカチュワン川が流れていて、川の両側の土手は豊かな 芝生だった。まだ茶色だったが。 木々もまだまだ芽吹くのは先といった感じだったが、それでも自然が好きなアタシとして は、ダウンタウンの無機質な高層ビル街よりよっぽど楽しめた。 左に折れてずっと歩いていくと、やがて懐かしい感じの木の橋に出た。 これを渡り、渡った先をまっすぐ少し行くとムタート植物園があった。 4つのガラス張りピラミッドがニョキニョキ立っていてわかりやすかった。 まだ春は先のよう いい感じの木造の橋 UFO呼べます
植物園に入り、入り口でユースホステルカードを見せたら少し割引してくれた。 が、それ以前にとても安い入場料だった。 すごく感じのいい女性が「日本語の案内パンフもあるけど、英語とどっちがいい?」 と、ドッヒャ〜な質問をしてくれた。 そ、そ、そりゃもちろん日本語ですよ。でもわざわざ訊くってことは、アタシの英語が 素晴らしいってことかぁ? とすごく嬉しくなってニヤニヤしたが、よく考えてみると「ユースホステルカードで割引 出来る?」って訊いた時からさっそく「は?」って訊き返されてたんだっけ。 そうだよなー、素晴らしいワケないよなー。ううっ。
ゴチャゴチャと心の中で考えながら日本語のパンフを見ると、ここには4つのテーマ ごとの部屋があると書いてあった。 入り口を入ったところはロビーのようなもので店やカフェがあり、そこから4方向に 分かれて部屋があるのだった。 その部屋というのは外で見たピラミッドのことだった。 とりあえず右側の部屋へ行ってみると、それはトロピカルな部屋だった。 むわ〜っとする湿気で入った途端に汗ばみながら、生き生きとした美しい緑の葉や 花を見て周った。 部屋はかなり小さくて規模としては大したことがなかったが、まあまあ良かった。 気分はトロピカル
次に入った部屋は素晴らしかった。時期によって内容が変わる部屋らしく、今日は 美しい花畑となっていた。 色とりどりのチューリップやスイセンが綺麗に植えられていて、枯れているものは一つ もないことにとても感心した。 だいたい今思い返してみると、バンクーバーとビクトリア以外ではアタシはあんまり花 を見ていないのだ。 なので余計にこの部屋が素晴らしく見え、ボーーーーっと座って花を眺めた。 なんとも心が和む部屋
やっぱり花はいいですなー
だいぶボケボケした後、最後にまた来ようと思いながら出て次の木をテーマにした 部屋に入った。 ここは最初のトロピカルな部屋とあんまり変わらず、いまいちピンとこなかった。 最後の部屋は砂漠だった。色々なサボテンが植えられていてそれなりに良かった。 この部屋を出て中央のカフェに戻り、コーヒーを飲みながらボーっとした。 窓からは吹雪が見え、帰るのめんどくさいなーとか思ったが仕方がない。 しぶしぶ植物園を出て、またさっきの長い道を辿って帰った。 「あ、花の部屋に戻るの忘れた」と気が付いたが後の祭りだった。 木の部屋 砂漠の部屋 カフェにも緑 ページの先頭へ戻る
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