<出発前のエドモントン2>

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*コマッタ同室者      〜2004年3月16日〜

 

ムタート植物園から戻る途中、別の観光案内所へ寄ってバスルートマップをもらって

きた。

受付の女性はむちゃくちゃ感じが悪かったが、いい地図が手に入って良かった。

これを使って明日パソコンをDHL営業所へ持って行かなければならない。

 

夕食の前に一旦YMCAの部屋へ戻ると、例のヘンな同室オンナが声を掛けてきた。

こっちからも国と名前を訊いたが、ボソボソしゃべるのでさっぱりわからなかった。

とにかくブキミなのでとっとと外へ出て、すぐ近くの大きな101ストリートをしばらく

歩いてみた。

が、簡単に入れる店がなかなかなく、周囲はだんだん暗くなり怪しげになってきた。

おっかないのでまた急ぎ足で引き返し、途中にあったアラブ系がやっているなぜか

アジア系の店で明日の朝食用の食パンとジュースを買った。

 

YMCAの向かいには大きなショッピングモールがある。

フードコートもあるのでそこで食べようかと行ってみると、5:30でモールは終了して

いた。

早過ぎ〜・・・と思いつつ、しょうがないので昼間行ったジャスパーアベニューへ出て、

まだ開いていたサブ屋に入った。

サブというのはサブウェイで作っているようなああいうサンドのことだが、入ってみると

ラップサンドも売っていた。

今度こそと思い、店員のおにーちゃんにラップサンドを頼んだらなぜかサブを作られて

しまった。

まぁ美味しかったしラップサンドより安かったからいいけれど、アタシの発音って

そんなに悪いんかな・・・。

食べているとヒマそうなさっきの店員のおにーちゃんが話し掛けてきた。

彼のしゃべりはもごもごとして全然聞き取れず、何度も聞き返すうちに面倒になって

テキトーな勘で答えたら全くトンチンカンだったらしく、「こりゃダメだ」という顔をされた。

こういうのはいつものことで慣れてはいるが、それにしてもサブ屋の店員にまでバカ

にされるなんて!!

ムカついて早々に店を出て部屋に戻り、支度をして早めに寝た。

 

真夜中、何度もドアが開いたり閉まったりする音で目が覚めた。

いったい何事ですかと寝ボケたアタマで様子を伺うと、どうもあの奇妙な同室オンナが

出たり入ったりしているらしかった。

挙句の果てに、彼女はなんとオトコを連れ込んできた。

アタシはビックリしてしまい、布団の陰で「どどどどーしよー・・・」とハラハラした。

いきなり首を絞められて金を出せとかやられたらどうするどうするどうするどうする

とずっと考え、すっかり目が冴えてしまった。

奴らは周りが寝ているのもお構いなしで明かりをつけベラベラしゃべり、本当に

大迷惑な連中だった。

それでも首を絞められることもなかったのでアタシはいつの間にか眠ってしまったの

だが、今度は明け方から何度も部屋の電話が鳴り出した。

けたたましい音を立てるバカ野郎はどうもさっきのオトコらしく、オンナの方はまた

部屋から出たり入ったりし、一度はカギを忘れたらしく、人が寝ているのにドアを

ドンドンドンドン叩いて起こされた(オートロックなので)。

もうアタシの怒りは頂点に達したが、やっぱりなんだか雰囲気が怪しい人なので後で

何かされたら怖いと思って直接文句を言うのは避け、部屋を変えてもらおうと思った。

うぅぅ前に泊まった時はこんなことなかったのに・・・トホホ。

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*PCともお別れ      〜2004年3月17日〜

 

朝7時頃またオンナを呼び出す電話で起こされ、もうしょうがないので起きた。

夜中があんな調子だったので全然疲れが取れないままボーっとしていると、いつの

間にか来ていた3人目の同室者の女性が声を掛けてきた。

カナダ人女性でとても感じのいい人で、あの奇妙キテレツオンナが居なかったので

アタシたちは仲良くおしゃべりした。

彼女はトロントから来たが風邪を引いてしまったので今日すぐ帰るんだそうだ。

あのイカれたオンナのことを「彼女は変わっているわね」と言っていた。

日本の風邪薬が合うかわからなかったが彼女が欲しいと言うので、アタシは自分の

持っている風邪薬をあげた。

実はこれで日本から持ってきた風邪薬は全て失くなってしまったのだった。

それは全て人にあげたからで、結局自分で使うことは一度もなかった。

 

その感じのいい女性とはメールアドレスの交換をした。

その後彼女はすぐ出て行ったので、アタシもダンボールを組み立ててPCを梱包し、

ボケッと朝ご飯を食べているとオンナが昨夜のオトコをまた連れ込んできた。

今度は二人してベッドに座ってくっついている。

ったくいい加減にしやがれっ!!

 

プンプン怒りながら最寄りの電車の駅へ行き、デイパスを買った。

今日はバスを2本乗り継いでDHL営業所へ行かなければならないし、そのあと

オールドストラスコーナへ行く予定だからたぶんこっちの方がトクだろう。

それからバスに乗り、運チャンに降りるべき場所が来たら教えてねと頼んで座ったら

途端に眠くなり、ぐっすり寝てしまった。

その場所に着いてもアタシはなかなか気付かず、かなり恥ずかしい思いをした。

エドモントンのデイパス

 

次のバスは40分も待たされた。今度は自分で外の様子とルートマップを見て降りる

べき場所で降りた。

そこからは15分くらい歩いてようやく営業所を見つけることが出来た。

途中TOSHIBAの建物があり、また怒りが沸々と込み上げた。

DHLでPCの入った箱を預け、また同じルートでダウンタウンに戻り、昼を食べてから

一度YMCAに行って「同室のオンナに我慢出来ないから部屋を変えてくれ」と言った

ところ、「注意したからもう出て行った」と言われた。

部屋に戻ってみると確かに居なくなっていて、あの汚い紙コップ類も片付いていた。

追い出されたのか。あーせいせいした。

そして新たに部屋に来ていたのは日本人の女の子だった。

軽く話をしてみると同じワーホリメーカー!すっかり嬉しくなった。

後でゆっくりしゃべろう。

それにしてもPCがしばらくの間無くなるのは本当に痛い。

お願い、早く帰ってきて。

川から見たエドモントンのダウンタウン

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*つまんないオールドストラスコーナ

 

ほとんど休む間もなく、今度はオールドストラスコーナへ行った。

「歩き方」の通り、電車で「ユニバーシティ」駅へ行ってバスに乗ったらやたらと混んで

いた。

そのせいで外の景色を確認出来ず、よくわからないままテキトーに乗っているうちに

どこか遠くのショッピングモールまで来てしまった。

どうも行き過ぎたらしかったので、じゃあ同じバスに乗っていればまた駅へ戻って

今度こそ行けるだろうと思い、そのまま乗っていた。

するとバスはどんどんどんどん遠くまで行ってしまい、途中でワケがわからなくなって

降りた。

降りた場所はたくさんのバスが発着するところで、止まっていた1台のバスの運チャン

に訊くとオールドストラスコーナの方へ行くと言われた。

そこでまた着いたら教えてねと頼んで座り、またもやグッスリと寝込み、起こされて

慌てて降りた。

とりあえず適当に歩くとマックがあったのでトイレを借り、お礼にコーヒーとミニ

ソフトクリームを飲み食いして休んだら元気になった。

 

それからそこら辺を色々歩いてみたが、これといって見るべきものもなく、街並みも

たいしたことがなく、これのどこがいいんだろうかと不思議に思った。

かわいい形をしたセーブ・オン・フーズで久しぶりにお寿司を買えたのは良かった

けれど、別に寿司を買いにここまで来たワケではないんだが・・・。

(ちなみにカナダで寿司と言ったら主に太巻きを指す)

でもファイアーファイター(消防士)が少女を助けている像が見られたのは良かった。

        

こういったレンガ造りの建物はいいんですけどね    これは感動した!

 

こんな感じでオールドストラスコーナは全く面白みがなく、夕方YMCAへと戻った。

夜は部屋にアタシと日本人の女の子二人だけだったので、ワーホリのことなどを

のんびり楽しく話し合った。

彼女はこれからイエローナイフにオーロラを見に行き、その後帰国するんだそうだ。

イエローナイフのことならイロイロ教えられるので、レストランとかその他様々なことに

ついて説明してあげた。

いいオーロラが見られるといいねぇ。

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*興味なしウェストエドモントンモール

〜2004年3月18日〜

 

昨晩は妙チキリンな人が居ないので安心して眠れ、すっきりした翌朝、同室の女の子

より先に荷物をまとめてチェックアウトした。

荷物を預かってくれるか訊いたらOKだったので頼み、身軽になってまず図書館へ

行った。

バスでどう周遊するかの計画はだいたい立っていて、途中ジャスパーで一泊しようと

思っていた。

ジャスパーにはユースホステルがたくさんあるが、どれもダウンタウンにはない。

アタシは山に登るつもりもなく、ダウンタウンのバスディーポから近い方が助かる。

そこでB&Bに泊まろうと思い探していた。

 

B&B:Bed&Breakfastの略。民家の部屋やベースメントを貸して朝食も出す宿

 

オフシーズンなので比較的安く、その中で一軒特に安くてディーポから近そうな所へ

メールで問い合わせたら満室だった。

そこで別の良さそうな一軒を見つけ、ホームページから申し込めるようになっていた

ので申し込んだ。

送信してそのままそれで何の反応もなく終わりになっちゃったんだけど、もし満室で

泊まれなかったらちゃんと連絡くれるのかなあ、と少し心配だったがとりあえずいい

ことにした。

なにせ図書館のネットは一日一時間しか出来ないのでのんびりしていられない。

 

それからウェストエドモントンモールへ行くために100番の急行バスに乗った。

カナダのバスはどれも、現金の場合はちょうどのお金を入れないといけない。

お釣りが出ないのだ。えっらいタカビー。

アタシはその時小銭が$1.6しかなく、バス代の$2ちょうどがなかった。

そこで運チャンが見ていない隙に、お金を入れる箱へわざとジャラジャラと派手な音

を立てながら$1.6分のコインを入れた。

運チャンは気付かなかった。ごめん。

ごめん。

 

バスはすぐモールに着いた。

入ってみると確かにでっかい。なんだかバンクーバーにあるメトロタウンモールによく

似ている。

テキトーにウロウロと店を見てみたが、もともとショッピングに興味がないのでちっとも

面白くなかった。

        

とにかく派手     お子様も楽しめます   アイススケートだって出来ます

 

それでも興味がある本屋とCD・DVD屋には入った。

後はスムージー屋で大好きなマンゴーのスムージーを買って飲みながらボケッと

したり、T&Tという中国系が経営する大型スーパーがあったのでそこでまた寿司を

買ったりし、その後はしょうがないので併設の映画館へ行った。

そこにはIMAXシアターもあったので、たまには・・・とそっちにした。

話はNASCARというアメリカのカーレースについてで、F1好きのアタシはまあまあ

楽しめた。

アジアの皆さんいらっしゃい

 

夜にまたダウンタウンに戻り、日本総領事館も入っている大きなビルの2階にある

お気に入りのテラスに座って寿司を食べた。

今日のもまた太巻き寿司(「加州巻」と書いてあった)だが、寿司の3分の1は

サーモンに見せかけたニンジン巻きだったのでとてもガッカリした。

これを寿司って言うかぁ?

時間はまだグレハンバスの時間までたっぷりとあった。

そこでYMCA向かいのモールにあるシネプレックスへ行き、ジョニー・デップの新作

「シークレット・ウィンドウ」を観た。

冒頭部分では彼がまだ「ジャック船長」を引きずっているようなくねくねした動作をして

いたが、そのうち戻って彼らしい素晴らしい演技を披露してくれた。

 

ジャック船長:「パイレーツ・オブ・カリビアン」での彼の役。

みんな喜んでいたがアタシはあんまり好きくない。

 

その後もう一本観たかったが(何せどの部屋へも行けるので)時間がなかったので

諦め、YMCAへ戻って荷物を取り、近くのグレイハウンドバスディーポへ向かった。

こんな感じで3日間居たエドモントンだが、やっぱりつまらなかった。

エドモントンって観光する街じゃないんだなー。ビジネスならいいんだろうけど。

もういいや。ホント、もういいや。

         

いつもこのテラスに居座ってました   1階はなんとこんな贅沢

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