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*失敗!グレイハウンド 〜2003年6月27日〜
グレハンステーションは超〜〜混み混みで、アタシはなんとなく判断を誤ったんじゃ ないかと感じた。 今日は金曜日、大勢の人がバンクーバーへ行くんじゃ・・・。 しかもアタシのバスは夕方・・・。 その予想は当たっていて、チケット切りの時間の前から大勢の人が入り口に並んで しまった。 アタシはいつもラクな方を取るので、クセで空くまでベンチに座って待っていた。 だが一向に空かない。 こりゃヤバイかな、と思い長い列の後ろについた。 グレハンは予約が要らない。だからいつでも買って乗れる。 ベンリなんだけど、そういうことだからこんな風に人が溢れてしまうのだろう。 これは空いている時のロビー
グレハンのおじさんたちはゴソゴソ相談しながら何やらやっていて、結局臨時で3台 のバンクーバー行きが出ることになった。 アタシは遅くに並んだので3台目のバスに乗った。そのバスのアタマには「ケロウナ 行き」とあった。 ケロウナというのはカルガリーとバンクーバーの間にある街。 きっと急いで持ってきたから直してないんだろう。だっておじさんがこれに乗れって 言ったもん。 と思い安心しておじさんを頼った。 これは空いている時のおじさん ページの先頭へ戻る
*なんなの?グレイハウンド
バスはカルガリーのバスディーポを出て走り出した。 が、臨時でポンコツでも持ってきたのか、乗り心地が相当悪くて驚いた。 今までこんなにガタガタ揺れたことはないのにどーしたんだろう? まぁともかく、バスは色々な街を経由する。最初がバンフだった。 前に来た時はひどい天気だったが、今日は晴れて夕日に染まってとても綺麗だった。 今度こそ素晴らしいロッキーを見られて得した気分だった。
バンフのバスディーポに寄ってしばらく停まった後バスは走り出し、そのまま行くのか と思ったら、何度も同じ道を走り始めた。 「ここさっきも通ったじゃん」と不思議に思っているうち、バスは途中で細い山道を 走り始めた。ええっ??と思っていると、その道の先に人里から隠したような小さい 修理工場があり、バスは中に入って止まってしまった。 なんじゃこりゃ・・・と思っていると、運転のおじさんはつなぎを着た修理のおじさんと 話し出し、窓から見ているとつなぎのおじさんが赤い火花を放ちながら修理を始めて しまった。 このバスは壊れているらしい・・・・・・。 運チャンはちっとも説明をしてくれなかった。聞いてもどうせ英語が理解不能だろう けれど、その姿勢が大事だと思うんだが。 しかし同乗のカナダ人たちは文句も言わず平然としていた。 さすがカナダ人・・・。
20分くらい経った頃、つなぎおじさんが手を振る中ようやくバスが出発した。 ホントに直ったんだか怪しいが、一応さっきの揺れは収まった。 やっと快適になったのでアタシは安心して二つのシートに横向きになり、リュックを マクラに寝てしまった。 隣に誰も居なけりゃ結構快適 ページの先頭へ戻る
*そんなあ、グレイハウンド
夜中1:30頃、通路に突き出していた頭を誰かに小突かれて目が覚めた。 見るとバスは止まっていて暗かった通路には電気が点き、みんなゴソゴソと荷物を 持って外に降りている。 バンクーバーは明日の朝着くはずだし、誰か間違って起こしたわね〜とムっとして また寝ようとしたが、やっぱりアタシ以外の全員が降りようとしている。 え、なになになになに!?と思いつつ、しょうがなくアタシも降りた。
そこは狭い駐車場のような所で、モーテルが周りにあった。 どこだかさっぱりわからない。 よく見ると、一緒に出発した他の2台のバンクーバー行きも止まっていた。 が、3台目のアタシたちのみがワケのわからん暗闇の中に立たされ坊主なまま。 状況が全く把握出来なかった。 でも寝ぼけたアタマで、 「これはきっとバスに何か不都合があってここで一晩明かさなきゃいけないんだな。 で、申し訳ないとかってことでそこのモーテルに泊めてくれるんだ」 と都合良く考えたがそうではなかった。 かなり立たされた頃おじさんが何か言い、みんなは他の2台のバスに乗り始めた。 どうもさっきのバスはここ止まりで、他のバスに詰め込んで出発するらしい。 そりゃないよ!バンクーバーまで来りゃいいじゃぁぁぁぁーん!! と叫んだが届かぬ声だった。 次のバスはギュウギュウで、初めから乗っていた客たちは相当メーワクそうな顔を していた。でもこっちのせいじゃないって。
こうして真夜中、ギッシリ詰まったバスはまた走り出した。 とほほ・・・。 ページの先頭へ戻る
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