★マウスを置くと指の形になる写真は、クリックすると拡大画像が見られます★

イエローナイフのタウン情報はこちら

 

*さよなら想い出の部屋    〜2003年10月31日〜

 

寂しい別れほど早く来る。

全然準備が進まないまま、あっという間に10月最後の日が来てしまった。

仕事が決まった会社から「11月1日に来れますか」というメールが来ていたので、

「1日はTOEICの試験を申し込んでいるが、それ以降ならいつでもOK」という返事を

していた(その試験は寝坊して行かなかったのだが)。

だからきっと11月2日か3日か、そこらへんにはイエローナイフに移動するんだろう。

エドモントンからイエローナイフへの航空券の手配を頼んであるので、その連絡が

来ない限りバンクーバーを動けないのだが、まあすぐ連絡が来るだろう。

といった事を考えたアタシは、とりあえず10月末日で自分の部屋を退去し、その後は

連絡が来るまで別の階に住んでいる、クラスメートだったKちゃんとそのルームメイト

T子ちゃんの部屋にお世話になることにした。

二人が住んでいるのはアタシが居る部屋と同じバチェラー(1ルーム)。

なので三人で住むにはかなり狭い。

でも親切な二人は快く申し出てくれ、ユースホステル行きを考えていたアタシはとても

助かった。

金銭的な面もあるが、何より荷物を遠くまで運ばなくて済むのがウレシイ。

 

いつも通りグズなアタシは全然準備が出来ていなくて、管理人と約束していた31日

午前11時になってもまだ片付けをしていた。

まあそこらへんは適当でよかったので、Kちゃんにも手伝ってもらいながら別の階へ

と荷物を運んでいった。

最近アパートのエレベーターの調子が悪く、1台は故障して止まったまま、もう1台は

一応動くけれどなんだか怪しい、という困ったちゃんだったので余計時間が掛かった

がなんとか終わり、12時頃管理人と部屋のチェックやカギの返却などをして全て

終わった。

デポジット(日本で言う敷金みたいなもの)は、カーペットクリーニング代$40と部屋

の引継ぎ手数料$40(納得いかーん!)を引かれ、残りは戻ってきた。

さらに部屋を引き継いだ女の子からテイクオーバー代$400も頂き、なんだかリッチ

になったような勘違いをした。

 

この日は疲れて学校へも行かず、あちこちでハロウィンパーティーをやっているのにも

参加せず、KちゃんとT子ちゃんの部屋でうだうだした。

あの思い出の詰まった部屋はこんなに近くにあるのに、アタシはもうそこに住めない

んだ。

一生懸命買い揃えた家具や食器なども、もうアタシの物じゃないんだ。

そう考えたらすごく悲しかった。

でも自分で決めたんだから後悔はしない。

もうちょっとお世話になります

ページの先頭へ戻る

 

*意外と楽しいルームシェア

 

KちゃんはLRSでアタシと同じクラスに居たが、今は学校に行かず近くのタイ料理屋

さんでウェイトレスの仕事をしている。チップをもらうのが楽しいらしい。

T子ちゃんはLRSとは違う学校に通っている。アタシやKちゃんよりずっと若いのだが、

とてもしっかりしていて精神年齢はアタシより上だ。

毎朝きちんと早く起きてご飯を食べ、ランチを作って持っていく。

その間アタシやKちゃんはグースカ寝ていてT子ちゃんが出て行くのにも気付かない。

アタシの授業は昼からだしKちゃんのバイトも昼前くらいからだから、いいのだ。

 

アタシは昼間1時間しか授業がないので、ちょろっと買い物をしたりしても帰るのは

かなり早い。

だが今までのように鍵がないので、他の誰かが帰るまで部屋に入れなかった。

さらにこのアパートでドロボーが入ったことから入り口に警備員が立つようになって

しまったので、他の住人に混じってこっそりアパートに入ることさえ出来なかった。

仕方がないのでお茶をしたりイングリッシュベイでボケーッとしたりしてダラダラと

過ごした。

でも夜はみんな居ると賑やかで、ルームシェアっていいなあと思った。

ま、知ってる者同士だしね。

イングリッシュベイでこんなのを眺めて

 

以前述べたようにカナダではケーブルテレビが主流で、バンクーバーでは「SHAW」

というケーブル会社があった。

いくつかサービスがあり、料金によって観られるチャンネルが違う。

アタシは一人暮らしの頃一番安い料金サービスに入っていたので、観られるチャンネル

がとても少なかった。

それでも別に平気だったが、なななんと24時間ひたすら料理番組をやっている「フード

チャンネル」だけはどうしても観たかったのでガッカリしていた。

別にアタシは料理が好きなワケでもないし作るより食べる方が専門だけど、でも料理

番組を観るのは好きなので。

でもこの居候宅ではフードチャンネルが入っていたので、いっぱい観させてもらった。

「料理の鉄人」も毎週土曜日の夕方放送している。みんな吹き替えなのに鹿賀丈史

の声だけは字幕だった。

あの独特さをカナディアンでも理解出来るんかな?

「フクイさん」という呼びかけが、カナディアンの間では「日本語の挨拶」だと思われて

いるらしい。

その他、最近ではジェイミー・オリバーというイギリス人の若いアイドル料理人の番組

が多い。彼の「The Naked Shef」というノリノリ料理番組が世界的に大人気だとか。

日本でも放送されていたそうな。

 

そんな感じで過ごしつつ、アタシは毎日会社からのメールを待っていた。

11月1日という話はどこへ行ったのやら、いつまで経っても連絡がない。

電話してみたとしたって、どうせ航空会社からの連絡がないから待ってくれとかいう話

になるんだろうと思い、ただ待っていた。

(航空会社の方で空きがある便に乗せるらしい)

周囲の友人たちはみな「どうなってるの?その会社・・・」と言った。

た、確かに・・・・。

ページの先頭へ戻る

 

*GP里帰り計画       〜2003年11月7日〜

 

そうして7日(金)になってしまった。

この日はLRSの最後の日だったので写真を撮ったり飲みに行ったりなどしていたが、

夕方メールチェックをしたところ、やっと連絡がきた。

「10日(月)夜7:59エドモントン発のファースト・エアで」

とのことだった。

今日は7日。10日まではちょっと余裕がある。

今居る部屋の荷物はぐっちゃぐちゃだが、まあ準備は明日の朝までになんとかなる

かもしれない。

これは、GP(グランドプレーリー)に寄るチャンス?

 

以前から、何かのきっかけがあればもう一度GPに行きたいと思っていた。

まだ結構友達が残っているし、行けばホストマザーも喜んでくれるだろう。

またクッキーやマフィンにも会える(意味不明な人はこちら)。

考えれば考えるほど行きたくなってきたので、インターネットを使って色々調べてみた。

アタシは無類の飛行機好き。だからまた飛行機に乗りたかったりする。

しかもエアカナダのマイレージクラブに入っていて、今年末で無効になるマイルが

7000あるが、今年中に一度でもマイルを貯めれば期限が2年先まで延びるのだ。

また、目標があるのでバンクーバー空港にあるフェアモントホテルにも行っておきたい。

それなら、エアカナダのバンクーバー・カルガリー間$111=約9300円という特別

料金を利用して、飛行機でカルガリーへ移動するのが一石二鳥でいいかも。

カルガリーになんて行く必要ないけど、ま、いっか。乗る前に忘れずにフェアモントに

行かなくちゃ。

カルガリーからはグレハンでGPに行こう。

 

具体的に詰めるとこうなった。

11月 8日12:00 エアカナダ バンクーバー 発

14:20         カルガリー 着

<空港からバスディーポへ移動>

20:00 グレハン   カルガリー 発

11月 9日 6:00         グランドプレーリー 着

<1日満喫>

11月10日 6:00 グレハン   グランドプレーリー 発

12:20         エドモントン 着

<バスディーポから空港へ移動>

19:59 ファーストエア イエローナイフへ

 

待ち時間が長いのがツライが仕方がない。GPを出るのが早いのも、6:00発の次が

13:15発で、これにしてしまうとイエローナイフ行きの飛行機に間に合わない。

まあしょうがない。行けるんだからいいことにしよう。

エアカナダのマイレージクラブ「アエロプラン」の

メンバーズカード。時々「エアロプラン」と混同する

ページの先頭へ戻る

 

*突然の旅立ち

 

そんなカンペキなプランを立てたのは、7日の夜10時頃だった。

いい計画なのは良かったが、グレハンの値段は事前に購入しないと安くならないので

今日のうちにチケットを買っておかないといけない。

そこで夜中だというのに慌ててグレハンディーポへ出かけた。

こういう時刻表もディーポにあります

 

金曜なので街は騒がしく、夜のスカイトレインに少し不安を感じたが結構人が居たので

安心した。

ディーポでチケットを買ったのは夜11:15頃で、かろうじて前日に買うことが出来た。

売り場のねーちゃんが客商売とは思えない態度だったが安いから許そう。

その後バスの方向を間違え反対へ行ってしまい、そのせいでアパートに帰ってきた時

には夜中をかなり過ぎてしまった。

明日は朝9:30くらいに出発したいので、荷物整理をしなければ寝られない。

またお得意の徹夜準備になるところだった。

が、事前に荷物の一部をイエローナイフへ送っておいたせいか意外と早く終わり、

少しの時間だが寝ることが出来た。

 

8日の朝、起きてから布団を袋に入れ、掃除機で圧縮した。

というのは、イエローナイフの寮では布団がないと聞いていたから。

しかし用意した袋には穴が開いていた。

しょうがないので別の大きな袋を探しみんなに手伝ってもらってどうにか間に合わせ、

かわいがっている「ラッキー・バンブー」にも旅の支度をさせた。

これは学校の友達がプレゼントしてくれた小さい竹で(名前はまだない)、バンクーバー

で流行っているらしい。

何がラッキーなのかよくわからないが期待している。

↓のようにいかにもひ弱そうなので連れて行くのは心配だったが、試してみることに

した。

どうかアタシに幸せを

 

例の3WAYバッグは布団だけでいっぱいになってしまい、GPで買ったスポーツバッグ

の上にさらに先日買った新しいスポーツバッグまで動員することになり、大荷物大嫌い

なアタシはかなり不愉快だったが仕方がなかった。

空港へ行くのに市バスだと周囲に迷惑そうなのでタクシーを呼び、二人に別れを告げ、

アパートを後にした。

また別れだ。出会いも多いけどその分別れも多くて、いつも泣いてしまう。

だが今度は栄転だ。明るく行こう!!

 

と、途中までは元気だったのだが・・・・。

ページの先頭へ戻る

 

 

 

 

 


 

 

SEO 冠婚葬祭 無料レンタルサーバー ブログ SEO